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海外に口座を開設する

海外の銀行に口座を開設する利点・難点、
海外での口座開設における英語の必要性など。

  

海外の銀行に口座開設

海外の銀行に口座を開設するには、基本的には直接海外の銀行を訪れ、本人確認書類のパスポートと、現地での滞在許可証を提示する必要があるとのことです。

しかし、例えばオフショアバンクの場合は、日本にいたままで口座を開設することが可能です。
オフショア銀行での口座開設は、口座開設申込書(英語で記入)、パスポートのコピー、そしてマネーロンダリング法に基づき、公的資格を持つ第三者の認証ならびに現住所証明書が要求されるとのことです。

またオフショアバンクでの口座開設以外でも、例えば三菱UFJ銀行のように、海外口座開設の手続きを取り次いでくれる金融機関や、専門のサポートを行う会社もあります。
(ただし三菱UFJ銀行の場合、2008/1/14現在、現地銀行に口座を開設できる国は、アメリカとフランスに限られています。)

参考:
海外の銀行で口座を開設するには? - 専門家に聞く [All About プロファイル]
 http://profile.allabout.co.jp/ask/qa_detail.php/347
海外銀行口座開設方法|JCBカード
 http://www.jcb.co.jp/soukin_meijin/kouza.html
海外口座ご紹介サービス サービスのご案内:三菱東京UFJ銀行
 http://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/kouza/index.html
海外銀行口座開設 国際カード取得サポート
 http://www.isystemz.com/daiko/

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海外の口座をもつ利点

海外に口座を持つ利点としては、まず、現在(2008/1/14時点)では日本の政策金利が海外の他国に比べて著しく低いため、利率が高い海外の預金金利の恩恵を受けられることがあります。

また、例えばアメリカでの銀行口座を持つ大きな利点として、非居住者(過去3年間の米国滞在日数が半年(183日)未満)だと、所定の書類を取引先金融機関か内国税務庁(IRS、Internal Revenue Service)に提出することで、利子、配当、株や債権の譲渡益といった項目に関して課税還付が行われるため、利子や譲渡益は実質的に非課税、配当については15%の課税(当面配当課税は10%に軽減)で済むとのことです[1]。

他には、海外の業者から通信販売で商品を購入する場合、その国の銀行口座を持っていれば、小切手を振り出して代金の支払いができる、といった面もあります。
(ただし、海外通販の代金支払いはクレジットカードでも可能な場合が多く、これは海外口座のメリットとは言いがたいかもしれません。)

参考:
[1]海外口座入門編
 http://bankabroad.netfirms.com/type.html
香川のビッグバン −四国新聞社
 http://www.shikoku-np.co.jp/feature/tuiseki/010/index.htm

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海外の口座開設の難しい点

海外の口座開設での難点には、直接海外銀行とコンタクトをとって手続きを行う場合、やはり外国語(英語)でのコミュニケーションがある程度以上できる必要がある、ということが挙げられるでしょう。
(ただし英語力自体は、中学生レベルであれば十分とのことです[1]。)
また原則として、直接海外の金融機関を訪れて、口座の開設手続きをしなければなりません。

ただ海外の銀行によっては、日本にいたままでも口座開設を行えるようにしている銀行[2]があったり、また日本の銀行で海外口座開設の取次ぎを行っている場合[3]もあります。

参考:
[1]国家破綻研究ブログ:2005年10月
 http://gijutsu.exblog.jp/m2005-10-01/
[2]ニュージーランド海外外貨預金
 http://www.eastwind.co.nz/ew/finance/kaigaigaikayokin.html
[3]海外口座ご紹介サービス サービスのご案内:三菱東京UFJ銀行
 http://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/kouza/index.html

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英語ができないと海外口座開設は無理?

口座開設手続きを(金融機関や専門業者などに)代行してもらう場合はともかくとして、少なくとも、自分で海外銀行の口座開設手続きを行う場合は、英語(と場合によっては現地語)で、会話や読み書きができることが必須であるようです。
様々な手続き(インターネットバンキングでのセキュリティーデバイス更新など)や、トラブルへの対処には、英語の能力が必要となるので、英語に自信が無い場合は、英語の勉強をすることが必要になるとのこと[1]。

他にも、パスワードを忘れてしまった場合(海外の銀行口座はそう頻繁に使用するものではないので、忘れることが多いそうです)や、万一、口座開設者が死亡したときの相続手続き[2]など、対応力が問われる場合が少なくないそうです。

そのため、海外口座を持つことに、英語でのコミュニケーション能力は欠かせない、と言えそうです。
(ただ、中学程度の英語力があれば大丈夫、という記述[3]もあります。)

参考:
[1]郵送でHSBC香港の口座開設の仕方を教えて下さい
(「海外口座&海外投資の情報交換掲示板」(http://jbbs.livedoor.jp/business/3501/)内)
 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/3501/1196911528/
[2]PALCOMの海外投資塾 海外口座におけるパスワードの管理
(「PALCOMの海外投資塾」(http://palcomhk.blog79.fc2.com/)内)
 http://palcomhk.blog79.fc2.com/blog-entry-413.html
[3]国家破綻研究ブログ:2005年10月
 http://gijutsu.exblog.jp/m2005-10-01/

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海外に口座が作れる理由

海外の金融機関が、なぜ他国の人間の口座開設を受け入れているかですが、外国人の口座開設を積極的に受け入れている「オフショア銀行」については、自国の産業・天然資源があまり無い小国や離島、地域(シンガポール、香港、チャネル諸島、ケイマン諸島など)が、法人税や所得税をゼロまたはそれに近い設定にするなど、金融に対する合法的優遇措置を施した「Tax Haven」(租税回避地)を設定して、海外から産業や資金を呼び込もうという狙いがある、とのことです。

ただし、このようなオフショア銀行に海外口座を作っても、日本の法律ではどの国・地域で利息等の利益を得たとしても、日本国の税務署にそれを報告する義務があり、納税を免れることができる、ということはありません。

また海外投資を行う場合は、日本の銀行から直接送金し、投資をすることも可能な場合が多くなっているので、海外投資において、オフショア銀行での口座開設が必須なわけではありません。

参考: プレスリリース・メディア|海外投資ニュースレター オフショア銀行の機能を知り、目的に合った資産運用を(株)メイヤーアセットマネジメント
 http://www.meyerjapan.com/press/overseas_investment02.shtml

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